我が意を得たり!
「まさに我が意を得たり!」
つい前日、問題解決力と問題回答力というお題で2日間にわたって私見を書きましたが、ここに書いたことずばりを著している本がありましたので、ご紹介したいと思います。
こちらは、99%のセールスマンが犯している間違い(著書ではアリ地獄と表現)を指摘し、最強営業マンに変わる4つのステップを解説している書籍です。
こちらの書籍の出だしが素晴らしい。
「お客様がほしいというものを売ってはいけません。」
思わず続きが読みたくなる出だしですね。
さすが日本のエモーショナルマーケティング第一人者、そしてカリスマコピーライターの佐藤先生らしい書き出しです。
ではこの「お客様がほしいというものを売ってはいけません。」の真意とは何なのでしょうか?
それは「お客さんは、自分がほしいと思うものを知らない。」ということです。
なぞかけ風に書くとこんな感じになります。
セールスの極意とかけて、「お客様がほしいというものを売ってはいけません。」と説く。
そのこころは?
「お客さんは、自分がほしいと思うものを知らない。」
これこそまさに、我が意を得たり!
お客さんというのは、質問しているとき、相談しているときというのは、自分が解決したい真の問題に気付いていない、もしくは気付いていてもそれを表に出さないことがほとんどなのです。
もちろんこれは問題の根の深さや複雑度によりますが、より複雑でより根の深い問題ほど、なかなか表に出てこないということは言うまでもありません。
こちらの本では、ほとんどのセールスマンが失敗する例として、お客様が「○○がほしいんだけど・・・」と問いかけたときに、「○○ですね。こちらは・・・」っと、真正面から○○に対するセールスを開始してしまうことを指摘しております。
私が先日投稿した「問題解決力と問題回答力」についても本質は同じです。
例えば私の生業であるコンピュータ技術者の仕事を例にとると、お客様が質問された内容にそのまま答えても、お客様が抱えている問題が解決することは極稀であるということです。
佐藤先生は、ご著書の中で、「今回は○○の件についてお問合せいただいたわけですが、何か問題をお抱えになられているのでしょうか?」という具合に、質問や相談の裏側に隠れている問題を明確化することからセールストークが始まることを説かれています。
これは、セールスパーソンに限らず、ビジネスパーソンについても同じことが言えるのではないでしょうか?
私は情報システムという道具をつかってお客様の抱えている問題を解決するプロフェッショナルなので、こういった思考がいつの間にか身についていました。
しかし、よく周りを見渡すと、このことができているビジネスパーソンというのは、恐ろしく少ないように感じます。
それは名刺に「○○コンサルタント」や「シニア○○」というそれなりのジョブタイトルが付いているビジネスパーソンでも例外ではありません。
こちらの本は、セールスの仕事をしている以外のビジネスパーソンも必読の書籍だと思います。
特に「問題解決」を生業としている分野のビジネスパーソンは特に読むべき書籍。
私が愛用しているオーディオブックポータルFebeでも買うことができるので、ぜひ書籍とオーディオブック双方で学習することをオススメします。
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