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我々が教わってきた「歴史」は真実なのだろうか?

我々が教わってきた「歴史」というのは真実なのだろうか?

正しい歴史認識を持ち、これからの時代の流れを予測し、それに対応した準備をしておくのは、会社の経営のみならず、家族を守っていく役割を担う父母でにとっても非常に重要なことです。

しかし、我々がこれまでの義務教育を含めた文部科学省から教え込まれてきた歴史というのは本当に真実なのだろうか・・・?

さまざまな勉強をしていくうちに、そして自分の祖父母を含めた人生の先輩の御話を御伺いする中で、「どうも我々が知っている歴史は真実ではないのではないか?」という疑問を持ち始めました。

そんな中で、非常に骨太の素晴らしい歴史書に出会うことができました。

副島 隆彦: 時代を見通す力
歴史に学ぶ知恵 時代を見通す力
著者:副島隆彦

全部で300ページを越す、非常に骨太な歴史書です。
読書になれていない方は、ちょっと読破するのが難しいかもしれません。
また、ある程度のレベルで日本史・世界史の流れが頭に入っていないと読みこなすことが難しいと思います。

しかしこの本に書かれている内容を知っているのと知っていないのでは、ここから先の7~10年の間に起こる歴史の大転換に準備できるか否かの大きな分かれ目になると思います。

近代日本の歴史というのは、概ね60~70年周期で動いているといわれています。

この70年周期説は、あるレベルの日本の知識層・読書階層では、常識となっているようです。

ちなみに私はこの歴史70年周期説を神田昌典さんのオーディオセミナーCDで知りました。

この本には、簡単に次のような内容が著されています。

・中世から日本人の精神に連綿と受け継がれてきた「義」とは何なのか?

・政治の本質は「悪」である。

・現在に繋がる仏教と神道の対立、及びその対立が中世から近代日本の歴史にどのような影響を与えてきたのか?

・世界的なエネルギー革命と黒船来航、そしてロックフェラー財閥の成り立ち

・明治維新とその立役者たちの真実の姿

・日中戦争と太平洋戦争は「仕組まれた」戦争であり、それは「売国奴(ドアを内側から開けた日本人)」の仕業であった

・日本人が中東情勢を肌感覚で理解できない理由

・なぜ21世紀の現在になっても、世界中で紛争・戦争が耐えないのか?

こういった正しい歴史認識を持ち、そしてその歴史は概ね60年から70年周期で流れているということを知ると、この先の歴史の流れがなんとなく見えてきます。

例えば今年は2008年なので、これから70を引くと1938年。
日中戦争の開戦であるシナ事変が1937年で、ここから7年後の太平洋戦争終戦までの時期にちょうど現在が重なります。

そして1938年から140を引くと1868年。
この年は激動の年で、明治維新の年です。
王政復古の大号令五箇条の御誓文 といった歴史の授業でもおなじみの歴史の大転換の年ですね。

明治維新とはこの1938年から西南戦争終結までの10年間をいうのですが、この明治維新から10年間も歴史の大転換が起こった激動の期間になります。

そしてこの2つの歴史の大転換でおこった共通の出来事を観察すると、この先7~10年後に起こりうる大きな歴史の大転換が見えてきます。

上記2つの歴史の大転換から読み取れること。
それは支配階級の大逆転という真実です。

明治維新までは、徳川家が制定した「士農工商」という身分制度の中で、支配階級の頂点に君臨していたのは武士・士族でした。

しかし、明治維新によってこの支配階級は(表面的には)権力を奪われ、天皇を君主とし、実務的には下級武士たちを中心とした議員内閣制の国家が誕生しました。

太平洋戦争終結まえまでは、軍部の大将が国を支配し、内閣をも持っていましたが、戦争終結と同時にその権力を失いました。

どちらのケースも、それまで権力の最上位にいた階級がその権力を失い、それまでまったく権力を持っていない階級の層が権力を握ったということです。

翻って2008年の現在、今日本(世界)で実質的な権力を持っているのはどの層だろうか?
もしこの価値観の大逆転が起きたときに、その権力が奪われるのはどの層だろうか?
そして、次の時代の権力はどの層が握るのだろうか?

こういった本質的な問いの中に、大きな時代の流れが見えてきます。

上記の3つの層がどれをさすのかは、人それぞれの価値観や立場で見方が変わると思いますので、ここではあえて書かないことにします。

しかし我々は今、歴史の大転換の渦中にあり、これまでの価値観や常識がまったく通用しなくなる岐路に差し掛かっているのだということは認識しなければならないと思います。

現在の世の中は先行きの見通しが見えず、非常に不透明な世の中です。

よってこういった歴史認識を持たないと、これから先の激動の世の中でどのような子育てをしていけば良いのか、 どのような仕事・ビジネスをしてゆけばよいのかがまったくわかりません。

歴史から将来を見通す力を持つことは、普遍的に必要な知識人・文明人の必須スキルだと思います。

「歴史に学ぶ知恵・時代を見通す力」、ぜひ手にとって何度も何度も読んでみてください。

特に小さなお子さんをもつ父母の方、そしてたくさんの家族の生活を支えておられる経営者は、必読の本だと思います。

世の中の見方が変わり、時代の流れが見えるようになると思います。

副島 隆彦: 時代を見通す力

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